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なぜ自然を守るのか?

少し間が空いてしまいましたが、本日のトピック。

前回の記事とも関連しますが、環境保護とは、なぜしなければならないのか、というのを、環境倫理の視点から見ると、大きく二つの考え方があります。

相反する二つなのですが、一方では人間生存のため、つまり、人間が生きていくうえでは自然資源が必要であるから、という考え方。

人間中心主義(anthropocentrism)と呼ばれます。

もう一方の考え方は、この反対ですから、自然中心主義(ecocentrism)。

人間にとっての価値には関係なく、自然には「内在的な価値」があるとする考え方。

ただ、「価値」という概念そのものは人間の概念ですから、ここには少し複雑な哲学や倫理の議論が存在しています。



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自然中心主義の考え方は、かなり先進的で社会的には幅広く受け入れられないように見えますが、実は国際条約などでも認められている考え方。

生物多様性条約の前文にも、ちゃんと盛り込まれています。

「締約国は、  

生物の多様性が有する内在的な価値並びに生物の多様性及びその構成要素が有する生態学上、遺伝上、社会上、経済上、科学上、教育上、文化上、レクリエーション上及び芸術上の価値を意識し、

生物の多様性が進化及び生物圏における生命保持の機構の維持のため重要であることを意識し、

・・・・・・・・・」 (生物多様性条約 前文より 筆者下線)


この、環境倫理について記事を続けてみます。

よければおつきあいください。



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